Rの部屋

書評中心の雑記帳。ビビッとくる本への扉をお届けします。

高校生/受験生向け!独学でもできる英語勉強法(Listening編)

 大学生の自分の視点から、基本~受験までの英語勉強法を概観します。勉強法ばかりにこだわっていては成績は伸びませんが、勉強法を無視しても成績は伸びません。

 したがって、英語の勉強法を常に磨き上げつつ、英語の勉強を行うことが必要になってきます。

 その理想的かつ実現可能なプランを以下に示していこうと思います。今回はListening編。といっても内容は簡潔です。

 リスニングに必須なのはまず個々の単語の発音を理解し行えるようになることです。これは理解してもらえると思います。単語帳ではCDの音を聴きながら発音する、あるいは発音記号の発音を覚えて自力で発音する能力を身に着ければ、単語単位での発音は身についていきます。発音できる単語を聴き取れないことはまずありえないので、急がば回れです。

 つづいて語のつながり(崩れ)を聞き取れるようになることです。could youはcouldja、good at EnglishはgoodaEnglishのように聞こえると思います。慣れないうちは教科書や単語帳の文章の音声を聴きながら音の繋がっている語どうしを線でつなぐといいかもしれません。このとき音読も欠かせません。発音できる音のつながりは聴き取れないことはほぼ有り得ないですから。

 この二つを常に意識しながら英語を勉強していれば、リスニングは自然に身につくはずです。言葉はそもそも音声のみの状態から始まり、次いで文字が発明され音声にあてられました。ですので軽視せず、普段の学習の中に音声学習を取り入れるようにしてください。それで十分だとは思いますが、つまづくようであったり不安があるようであれば、『リスニングのお医者さん』などの教材を使用しリスニング力の補強に努めることを勧めます。

 あくまでこれは僕個人の見解ですので、積極的な試行錯誤をこれからもすすめられること、応援しております。

 

 また、この記事にはReading,Writing編↓もあります。合わせてどうですか。

https://ignorant.hatenadiary.jp/entry/2019/09/04/033258

 

 以上です。

高校生/受験生向け!独学でもできる英語勉強法(Reading,writing編)

 大学生の自分の視点から、基本~受験までの英語勉強法を概観します。勉強法ばかりにこだわっていては成績は伸びませんが、勉強法を無視しても成績は伸びません。

 したがって、英語の勉強法を常に磨き上げつつ、英語の勉強を行うことが必要になってきます。

 その理想的かつ実現可能なプランを以下に示していこうと思います。

 

 英語に関してはまず最小限の単語と文法から終わらせることをおすすめします。単語がなければ文章は読めませんし、下に記すように英作文や長文読解には手が出ません。文法もなければ英作文や長文読解はできません。加えて言えば、文法は単語を組み立てて文章を作るための道具なので、ネイティブではない私たち日本人は必ず理解しておかなければならないものです。

 

 単語については、ターゲット1900など基本的な単語帳を一冊仕上げましょう。学校指定のものがあればそれで充分です。ただし学校の小テストなどのペースにとらわれずガンガン自力で進めることを極めて強く勧めます。

同時に文法については、今井の英文法教室など、講義形式かつ問題も載っている基本文法参考書を仕上げましょう。これも学校指定の参考書で該当するものがあればそれを先にすべてやってしまいましょう。

 

 単語だけ、あるいは文法だけだと単調すぎて挫折する受験生が多い傾向にあるようですので、同時にすすめることをおすすめします。

 

 

 続いて、英作文と長文読解を並行して学習することをおすすめします。英作文能力は入試で必須になるのはもちろんですが、文法と単語力、特に文法の知識の不足を埋めてくれる役割を果たします。解いているうちに自分の文法知識の弱点もわかってくるというわけです。

 

 英作文については、基礎英作文問題精講、あるいは竹岡広信の英作文が面白いほどかける本などで基礎力を付けましょう。

同時に長文読解については、英語長文ハイパートレーニングなどを使用し基本的な解き方や考え方を身に着けましょう。

 

 また、僕の経験上、このころから語彙力の不足を感じるようになると思います。そこで、単語帳はCore1900、熟語は解体英熟語を追加して勉強することを強く勧めます。

 

 

 ここまでやればセンター英語で8~9割程度の実力はつくと思います(英語のみでいえば旧帝大レベル)。単語と文法を一通りやったあたりからセンター英語の過去問をやっても構いません。

 

 英作文と長文を終えたら志望校の過去問に取り掛かりましょう。ここまでくれば怖いものはないとは言えないまでも、怖いものは少ない状況になります。4,5年分過去問を解いても伸びないようであれば(英作文など)、該当分野の参考書を復習する、あるいは新たに参考書を追加して勉強するのもありです。過去問を解く→振り返りを書く→対策をする、を繰り返します。合格平均点レベルを連発できるようになったらまず間違いなく受かるでしょう。

 

 

 とにかく、どこの大学を受験するにしても肝要なのは、単語・文法、英作・長文、そして過去問の「5つの神器」を決して欠かさないことです。そして、受験勉強のペースを自力でコントロールしようと試みることです。学校の先生や塾の先生は手助けはしてくれますが、最終的に自分のペースを決めることができるのはあなたです。そしてこのペースは速ければ速いほどいい、これは間違いありません。受験勉強が仮に早く終わりすぎたとして、確実に受かる可能性が高くなりますし、そこで培った英語力は間違いなく大学生になっても社会人になっても活かされるものですから。

 

 ここで私が示したプランはあくまで一例であるため、自力で情報収集をして勉強法を確立しつつ、勉強自体も必ず継続するようにしてください。勉強法にこだわってばかりで勉強しないのはよくある落とし穴なので、本当に気をつけてください(僕もやらかしました)。大事なのは受け身から抜け出す意識です。大学生や先生になったつもりで積極的に情報収集や試行錯誤を行い続け、自分の勉強をコントロールしましょう。僕の言っていることを正直に信じるのはやめましょう。最後は自分で考えてください。

 

 

 また、英語が好きになるであろう、読書案内を行います。

・英文法の教科書的な説明に飽き飽きしているなら、スタディサプリの有名講師、関先生の『サバイバル英文法』を読むことを勧めます。さらっと読めて大きな気づき、といったところでしょうか。

・英語の学習法についてもっと詳しく知りたい、考えたいなら、千野栄一『外国語上達法』を読むことを勧めます。外国語学習についてたくさんの気づきを得ることができ、勉強効率も上がるでしょう。

選書眼には自信があるので、もしよければどうぞ。

 

*

 補足ですが、もしもこれだけ参考書を使用するとなると大金が必要になってきます。2万円前後でしょうか。そうすると親に頼むか、アルバイトで稼ぐか、あるいは塾をやめる代わりに自分で勉強するから参考書代をくれという取引きをしてみるといいでしょう。特に塾代は年間30万円とか平気でかかったりするので(2,3か月分の生活費ですね)案外親からすれば助かる話かもしれません。試してみる価値はありそうです。受験期の一年間ばかりは指導してもらわないときつい面があるので塾には行った方がいいと思いますが。

 

 この記事にはListening編↓もあります。合わせてどうですか。

https://ignorant.hatenadiary.jp/entry/2019/09/04/034519

 

 以上です。

【高校地理B】EUの成り立ちと加盟国、加盟時期をわかりやすくまとめた

EUの成り立ち(概略)
EU成立の歴史を、加盟国の増加と合わせて追っていくよ。

①フランスとドイツ間における鉄鋼と石炭の取り合いにより相次いで戦争が発生

☆挿入段落
さて、このタイミングで言っておく。EUあるいはその前身への加盟のタイミングは3回。その1、ECSC発足時(原加盟国6)。その2、EC発足~EU発足まで(新たに6カ国)。その3、EU発足後(怒涛の16カ国)。計28。センターレベルでは年号は問われてないが、上記3つのタイミングそれぞれでどの国が加盟したかは覚えとかないと足元をすくわれる、らしい。
☆挿入段落終わり。

②。①を反省しシューマン宣言、1952年に欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)が誕生。これが現在のEUの原型のさらに原型。
はじめから資源を共有することで資源の奪い合いによる戦争を防止することを目的とする。ここで前述の加盟タイミングその1。ECSCの原加盟国は6カ国で、そもそもの発端であるフランスドイツに加えベルギーオランダルクセンブルクベネルクス三国、そしておまけのイタリア。

③欧州経済共同体(EEC)と欧州原子力共同体(EUROATOM)が前述のECSCに吸収され、1967年に、EUの前身であるEC(ヨーロッパ共同体)誕生。資源共有、経済協定、共同原子力開発・管理の3点セット。
ECになってから、前述したECSCの6カ国に加えて新たに6カ国が新規加盟。加盟タイミングその2ね。
1973、北ヨーロッパから、イギリス、アイルランドデンマークの3国。
1981、ぼっちのギリシャ
1686、イベリア半島から、スペインとポルトガルの2カ国コンビ。

④貿易において日中米に対抗することを目的としてヨーロッパ統合の動きが強まる。そして1992年にマーストリヒト条約が調印され、翌年1993年、欧州連合(EU)爆誕
外交、安全保障、経済、社会の4点において統合。本部はロンドンとかの大都市ではなくベルギーのブリュッセルに置かれた。
EUになってからの加盟国は16。タイミングその3ね。文句言わずに気合いで覚えろ。

一、1995年加盟国、3
オーストリアフィンランドスウェーデンの三国。北欧2国+おまけのオーストリアね。

二、2004年加盟国、10
1番の山場。
東欧の5カ国(勝手に命名)、ポーランドチェコスロバキアハンガリースロベニア
バルト三国である、エストニアラトビアリトアニア
地中海の島国2カ国、マルタとキプロス
わかりやすく分類したぜ。

三、2007年加盟国2
東欧の僻地から2カ国、隣接するルーマニアブルガリア。ヨーグルト食べたい。

四、2013年にクロアチアの1国のみが加盟。

これでEU発足後の加盟国3+10+2+1=16カ国を整理した。

で、①の挿入段落を思い出して。現加盟国6、ECになってからも6、EUになってから16。この3回の加盟それぞれでどの国が加盟したかはセンターレベルでも訊かれるので今脳内テストしてみて。できれば見返してね。俺はまだ覚えきってないです。

できれば友達とテストしあうのがいい。脳科学的に言えばエピソード記憶になって記憶に残りやすいし、自分のわかっていないところがどこか判明するのでそこのみ重点的に勉強できて効率的。

アウトプット大全 感想

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ビジネス書。一言でまとめると

「インプット(脳に新たな知識を入れる)だけでは現実は変わらないが、アウトプット(知識を言葉に出したり書いたり問題を解いたり実践して使うこと)することで行動まで変わり人生も好転する」

といった感じ。まさにその通りだという感想。
というのも、今までの自分は読書読書でひたすら情報を入れていた。読書は進めているが読まれるのを待っている本が常に積まれているような状況。結果的に頭には入っておらず生活も大して変わらない。「量が足りないんだな」と新たな本を求めるばかり。お小遣いもあっという間に溶けた。


そこでこの本に出会い得た気づきは大まかに2つ。

1、最も効率のいい学習はアウトプットであり、これを重視することで受験勉強を含めあらゆる成長速度が跳ね上がる。
2、アウトプットは刺激に満ちていて、単調になりがちなインプットに比べてとても楽しい。


それらを受けてこれからやるべきこと。
1、この本をバイブルにしてひたすらアウトプット大全のアウトプットを行うこと。
そうしてアウトプットを自分のものにすれば確実に1段階以上レベルアップするだろう。
2、受験勉強に役立ちそうな本(既に読了したもの)をアウトプットすることで強固に理解し直し、実践し、受験勉強にダイレクトに役立てる。



以上。こうして書いているだけでも楽しいし自分の成長を感じる。読書の感想を書くということ自体がこの本で紹介されたアウトプットであり成長に繋がる。書いてあったことをすぐに試してみてよかった。個人的には95/100ポイント。