Rの部屋

書評中心の雑記帳。ビビッとくる本への扉をお届けします。

【高校地理B】EUの成り立ちと加盟国、加盟時期をわかりやすくまとめた

EUの成り立ち(概略)
EU成立の歴史を、加盟国の増加と合わせて追っていくよ。

①フランスとドイツ間における鉄鋼と石炭の取り合いにより相次いで戦争が発生

☆挿入段落
さて、このタイミングで言っておく。EUあるいはその前身への加盟のタイミングは3回。その1、ECSC発足時(原加盟国6)。その2、EC発足~EU発足まで(新たに6カ国)。その3、EU発足後(怒涛の16カ国)。計28。センターレベルでは年号は問われてないが、上記3つのタイミングそれぞれでどの国が加盟したかは覚えとかないと足元をすくわれる、らしい。
☆挿入段落終わり。

②。①を反省しシューマン宣言、1952年に欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)が誕生。これが現在のEUの原型のさらに原型。
はじめから資源を共有することで資源の奪い合いによる戦争を防止することを目的とする。ここで前述の加盟タイミングその1。ECSCの原加盟国は6カ国で、そもそもの発端であるフランスドイツに加えベルギーオランダルクセンブルクベネルクス三国、そしておまけのイタリア。

③欧州経済共同体(EEC)と欧州原子力共同体(EUROATOM)が前述のECSCに吸収され、1967年に、EUの前身であるEC(ヨーロッパ共同体)誕生。資源共有、経済協定、共同原子力開発・管理の3点セット。
ECになってから、前述したECSCの6カ国に加えて新たに6カ国が新規加盟。加盟タイミングその2ね。
1973、北ヨーロッパから、イギリス、アイルランドデンマークの3国。
1981、ぼっちのギリシャ
1686、イベリア半島から、スペインとポルトガルの2カ国コンビ。

④貿易において日中米に対抗することを目的としてヨーロッパ統合の動きが強まる。そして1992年にマーストリヒト条約が調印され、翌年1993年、欧州連合(EU)爆誕
外交、安全保障、経済、社会の4点において統合。本部はロンドンとかの大都市ではなくベルギーのブリュッセルに置かれた。
EUになってからの加盟国は16。タイミングその3ね。文句言わずに気合いで覚えろ。

一、1995年加盟国、3
オーストリアフィンランドスウェーデンの三国。北欧2国+おまけのオーストリアね。

二、2004年加盟国、10
1番の山場。
東欧の5カ国(勝手に命名)、ポーランドチェコスロバキアハンガリースロベニア
バルト三国である、エストニアラトビアリトアニア
地中海の島国2カ国、マルタとキプロス
わかりやすく分類したぜ。

三、2007年加盟国2
東欧の僻地から2カ国、隣接するルーマニアブルガリア。ヨーグルト食べたい。

四、2013年にクロアチアの1国のみが加盟。

これでEU発足後の加盟国3+10+2+1=16カ国を整理した。

で、①の挿入段落を思い出して。現加盟国6、ECになってからも6、EUになってから16。この3回の加盟それぞれでどの国が加盟したかはセンターレベルでも訊かれるので今脳内テストしてみて。できれば見返してね。俺はまだ覚えきってないです。

できれば友達とテストしあうのがいい。脳科学的に言えばエピソード記憶になって記憶に残りやすいし、自分のわかっていないところがどこか判明するのでそこのみ重点的に勉強できて効率的。